T-MORE 仁田原3 (11/19-23)

2012年11月27日火曜日

 

11月19日

 今日は山中先生のゼミで自分の研究について発表しました。山中先生のラボ以外の方たちも何人か来てくださりました。せっかく来ていただいたのに、あまりいい発表ではなかったかな…というのが率直な感想です。もっとプレゼンや話の組み立て方を学ばなければと思いました。

 

 実験の方はというと、銀セル上で脱灰処理したサンプルを測定しました。初めてだったので、機械の操作がほとんどわからず、データだけ出してもらったような状態でした。時間がなかったとはいえ、反省です。次またやるときはある程度の手順を教わりたいと思います。

 データ処理をして、だいたいの炭素、窒素の含有量がわかったので、次は窒素同位体比を測るためのサンプル処理をしたいと思います。


11月20日

 今日は窒素同位体比を測りました。

 先日の窒素含有量を参考にして、窒素同位体比を測るのに十分な量を計算します。計算結果を見ると、スズセルに包めないくらいの量になってしまいました… 先生とも相談した結果、とりあえず50 mgほど包んで窒素同位体比を測定することにします。

 ところが、途中でトラブルが…!オートサンプラーにひっかかってしまい、いくつかのサンプルが測れていませんでした。今度はちゃんとオートサンプラーからスズセルが落ちたことを確認しつつ、様子を見ます。

 いくつかのサンプルの結果があまりよくありませんでした。単純に窒素含有量が少ないだけかも知れません。いくつかスズセルが破けてしまったサンプルもあるため、今度やり直すことにします。


11月21日

 窒素同位体比の測定結果を改めて見直しました。やはり測れていないサンプルや、オートサンプラーのトラブルで抜け落ちたサンプルがあるようでした。というわけでいくつかのサンプルは測り直すことにします。

 しかし、ちょっと質量分析計の調子が悪いらしく、昨日きちんと測れていたサンプルをいくつか測定して、様子を見ることにしました。相乗りで多くのサンプルを測ることになったので、明日結果が出るのを待ちます。


11月22日

 今日はまず、昨日測定した窒素同位体比の結果を見ました。ちゃんと測れていたのですが、前回の結果と明らかに違います… これはどういうことなのでしょうか…?


 これはもしかすると、すべて測り直し…?


11月23日

 どうやら、昨日の窒素同位体比の結果はマスの調子が悪かったことが原因のようです。また後日に、測り直すことにします。

 今日は勤労感謝の日です。また岡山大学的には学園祭でした。特に見に行ったわけではありませんが、楽しそうな雰囲気でした。今日は1日、AGUのポスターを作ったり、論文を読んだりしていました。


文、写真:仁田原 翔太(東京薬科大学)

 
 

次へ >

< 前ヘ