放射光施設

・試料中の元素の存在状態を調べるために放射光施設を利用します(原理については研究紹介で)。主にKEK(茨城県つくば市)とSPring-8(兵庫県佐用町)に行きます。試料の特性や対象元素によって測定方法を最適になるように工夫します。ここではその一部についてマニアックな紹介をします。放射光施設利用は必ず持久戦になるので、徹夜でおかしなテンションになってる方々の紹介もします。



三好)まずは測定試料の準備っと・・・
高橋)えっ?まだ終わってないの?
放射光施設は利用時間が限られているので
事前に測定試料の準備をしていきます

原田D)どれどれどんなデータが出たかな?
得られたデータもすぐに解析して行きます
広大に持って帰ってから失敗に気づいても
やりなおしできないので常に時間との勝負です

はじめはこの様に元気なんですが
測定がうまくいかなかったり
食事がマック→すき屋→コンビニ
とかになってくると鬱になります

24〜96時間のコースがありますが
大体24時間や48時間が多いです。
3〜5人で交代で測定を行いますが
終盤になるとおかしな人々が出てきます

KEKの軟X線のビームラインです
空気にX線が吸収されないように
ヘリウムを充填したBOXを設置し
その中の試料にX線を照射します

原田"D"哲平が珍しそうに覗いているのは
先程のBOXに電圧をかけるているとこです
これにより試料表面の状態分析ができます
詳しくは"オージェ電子"で検索!!

SPring-8の分光結晶を用いた系です
青いものがラウエ型の分光結晶で
X線は写真奥から入射され、左にある
半導体検出器で蛍光X線を測定します

いろいろ大掛かりな装置がありますが
上から垂れてるのは試料冷却用の
液体窒素供給ラインです。
詳しくは"分光結晶"で検索!!


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